日本再発見塾「呼びかけ人」総会 2007年6月2日  東京赤坂 日本財団ビルにて
当日は14人の「呼びかけ人」、これまで開催してきた岩手県葛巻町と滋賀県高島市での「日本再発見塾」実行委員会や一般参加者に加え、この活動にご興味をお持ちいただいた方や報道関係者等、100人近くの皆様にご参加いただき、有意義に意見交換や交流を深める会となりました。

18:30  総会  「呼びかけ人」14名からの挨拶でスタート   日本再発見塾に対する それぞれの熱い想いを語っていただきました。


19:10   木曽のへぎ板職人 小林鶴三 名人をお招きし “へぎの技” 披露


NPO法人樹木環境ネットワーク協会理事長
渋澤寿一氏からの解説も入りました
  のこぎりは江戸時代に使われ始めましたが、それ以前は 板をつくるには木を割る、薄くするには“へぐ”等して板にしていました。

「へぎ」とは、木材を木の繊維を切らずに、目なりに 薄く 手で割っていくことをいいます。
手割で丁寧に割られた割り肌は 木の繊維を切らさず割ってあるので 何十年経ても 自然のつやが美しく 機械では絶対に出せない杢目 が浮き出ます。

現在、このへぎ板をつくれる 職人は小林名人の他に1人のみ。小林名人は国土緑化推進機構より 「森の名手、名人」 として認定されています。


“へぎの技”を真剣に見入る参加者
 
板が薄く割られていく音が会場にひびきます
 
呼びかけ人 竹村真一氏がへぎ板づくりに
チャレンジ

19:30  懇親会    呼びかけ人の皆様や小林名人を囲んでの懇親会は大いに盛り上がりました。


左から葛巻ワイン蛍(白)、フォーレ(ロゼ)飯舘村の大吟醸、高島市のフナ寿司
 
美味しいお料理とお酒で楽しく歓談
これまでの開催地(岩手県葛巻町・滋賀県高島市)や今年11月開催地 (福島県飯舘村)より差し入れをいただき、歓談にも花が咲きます
 

高家卓範 氏
高家卓範 氏
(第一回開催地 岩手県葛巻町より)
  田中敦夫 氏
田中敦夫 氏(紙パルプ会館取締役・養蜂家)銀座でとれた蜂蜜を披露
  池田徹 氏
池田徹 氏(支部活動 新潟県十日町より)

江藤公彦 氏
江藤公彦 氏(長崎県観光振興推進本部より)
  菅野典雄 村長
菅野典雄 村長
(第三回予定開催地福島県飯舘村より)
  青谷喜代一氏
青谷喜代一氏
(第二回 開催地 滋賀県高島市より)



黛まどか代表を囲んでジャンケン大会勝者には写真句集「愛あふれる村いいたて」がプレゼントされました
  榎戸二幸 氏
榎戸二幸 氏(生田流箏曲)琴演奏披露