第2回の舞台は近江・高島。高島市は、「万葉集」に地名が残るほど長い歴史を持ち、古くから山林や樹木との共生の文化を育んできた土地柄。様々な意味で日本のルーツに関わる「物」「技」「文化」の宝庫です。
地元からも都会からも多様な講師が集まり、参加者と一緒に日本を学び、日本に遊ぶ。2006年6月に第二回日本再発見塾を開催しました。
高島市について | 講師陣 | タイムテーブル |
当日の様子 1日目 | 当日の様子 2日目 | 報告書(PDF/645KB) |
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高島市は、滋賀県の北西部に位置し、総面積は約511キロ平方メートル、総人口は約5万5千人を擁しています。
2005年1月1日にマキノ町・今津町・朽木村・安曇川町・高島町・新旭町が合併し、新しく高島市が誕生しました。気候的には日本海側に近いことから冬季の寒さは厳しく、積雪量の多い日本海型気候となっています。また、秋季には「高島しぐれ」と呼ばれる降雨がしばしばあります。
このように、既に住民主体の町づくりの基盤が出来ていること、呼びかけ人との縁があったことから、第一回開催地として決定されました。
花をモチーフにし、6町村をそれぞれ1枚の花びらに見たて、書く花びらは、地図の6町村の位置と対応しており、このデザイン全体で「高島市」を表しています。 |
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小川流煎茶家元 | :小川 後楽 |
宮大工・鳩工舎舎主 | :小川 三夫 |
グラフィックデザイナー | :麹谷 宏 |
金剛流宗家 | :金剛 永謹 |
国文学者 | :高橋 世織 |
デジタルアーティスト | :長谷川 章 |
養蜂家 | :藤原 誠太 |
スポーツジャーナリスト | :増田 明美 |
脳科学者 | :茂木 健一郎 |
俳人 | :黛 まどか |
藤樹書院着案内人 | :渕田 隆雄 |
郷土史家 | :石田 弘子 |
喜多品老舗店主 | :北村 眞一 |
元小学校長 | :藤田 弥壽三 |
栗本林業 | :栗本 慶一 |
縁技建 | :宮川 郷太郎 |
猟師 | :松原 勲 |
山菜農園じゅうべえ | :西澤 恵美子 |
ネイチャーガイド | :青木 繁 |
攀桂堂筆師十五世 | :藤野 雲平 |
興聖寺住職 | :森 泰翁 |
正傳寺住職 | :北野 良昭 |
針江生水の郷委員会 | :福田 千代子 |
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6 月3 日(土)
11:30 | 安曇川駅集合、その後バスで移動 |
12:00 | 開講式(於:藤樹書院) |
12:30 | ストレッチ:講師−増田明美氏 |
12:45 | 移動、昼食(こちらで準備しております) |
14:00 | 吟行:講師−黛まどか氏(於:針江地区) 屋内にある湧き水の水場、「川端(かばた)」。 人々が川端とともに暮らす針江の周辺を歩き黛さんと俳句をつくります。 希望者は増田明美さんとジョギング吟行をします。 ※動きやすい服装、並びに靴でお越しください。 |
15:15 | 休憩 |
15:30 | 第1講:「究極の普通」(於:正傳寺) 高島の日常はなんの変哲もない「普通のくらし」。しかし、その「普通」のなかにいっぱい宝物があるのではないでしょうか。 |
16:50 | 移動 |
17:30 | 夕食(於:朽木スキー場) |
18:45 | チェックイン、休憩(於:グリーンパーク想い出の森) |
20:00 | 念仏踊り+篠笛、Wサプライズ企画(1)(於:興聖寺) |
20:30 | 夜話:グループに分かれ、各講師や達人がそれぞれの専門分野 を中心に参加者とともに大いに語り合います。 |
21:30 | 琴演奏ほか |
22:30 | 宿舎到着(お風呂は24 時まで可) |
6 月4 日(日)
7:30 | 朝食 |
8:30 | 朝市見学(於:朽木新本陣) |
9:30 | Wサプライズ企画(2)(於:興聖寺) |
10:30 | 第2講:「無駄と効率」 無駄とは何か、効率とは何か。全員で討論し、その本質を追究します。 |
12:30 | 昼食 |
14:00 | 第3講:「高島再発見→日本再発見」 2 日間の経験を通して、講師、達人のそれぞれが高島の魅力の再発見を語り、ひいては私たちの暮らし、日本文化の再発見を考えます。 |
15:30 | 閉講式 |
16:30 | 解散(バスで安曇川駅へ) |